箱物

 一昔前、桐箱入りといえば高級品の代名詞でした。自転車関連の商品も木の箱に入ったものは結構あり、カンパニョーロの工具箱がいい例です。木の箱に入っているという意味は、実用品として使う場合、きちんと保管して刃をを保護する意味合いと思います。木製の箱は、あたってもキズをつけることが少なく、刃をいためません。金属物を保管するには木製の箱は丈夫で長持ちし言うことなし、というところでしょう。立派な箱に入ったものがいくつか出てきましたので御紹介します。

サンツアーの替え歯

 サンツアー・プロコンペ、パーフェクトの替え歯を入れる箱です。昔は歯数を細かく調整できたので、このような替え歯セットを用意し、レース前など、そのときのコンディションに合わせてフリーの構成を変更したものでした。

歯は売れてしまったので中身がなくなってますが、箱のみご入用の方、箱のみ販売可能です。

レジナのフリーセット

 こちらはレジナ・フツーラのフリーホイールのキットです。ずいぶん前に仕入れたもので、おそらく6速用と思われます。

三光舎のディレイラ・パーツキット

 こちらは非売品ですが、三光舎のディレイラ、PA,PFの補修用パーツキットです。当時はばねが飛んだり、ということも多かったと聞きます。こんな補修用パーツキットがあること自体、今では考えられないですね。

サンプレ・ツール・ド・フランスのパーツキット

 こちらも非売品、フランスのサンプレックスのツール・ド・フランスというディレイラの補修用パーツキットです。

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